シカカイの Ｓｐｅｌｌ は、ローマ字だと Shikakai ですが本当は、Shikekai なんです。日本人にとってシカカイと言う言葉は、一般的に馴染みのない言葉です。私も人に説明する時に大変戸惑います。なぜなら、シカカイの 原産地は、日本から遠く離れたマハラジャが住む国インドです。日本であれば、なんとなく聞いた事があると言えますが、遠い国ですから 見たことも聞いた事も、もちろん触った事すらないはず、いわば未知との遭遇です。シカカイは、実です。私も写真でしか見たことがないのですが、結構グロテスクです。インドの人は、よくこんな物を見つけ、髪を洗うときに使おうなんて思えたものです。現代人ならまさかこんな髪に良い物だとは、気にも留めなかったでしょう。シカカイの実には、サポニン成分が入っています。目に入ると飛び上がるほどの、痛さの原因がサポニンです。（私も過去2回,目に入りました↓） しかし、シカカイは、天然の石鹸です。目に入ると痛いですが、髪を洗う時に使うと髪に必要な脂だけを残しそれ以外を分解してくれる効果があります。 そこが大事なんです。必要以外の脂を絶妙なバランスで取り除いてくれる事で、現代の化学薬品にはできないシカカイの効果ですね。 その効果は、さらさらでしなやか、柔らかい髪質へと変えてくれます。髪に脂がないと剛毛の硬く・バシバシの髪になるんです。逆に言えば、元が剛毛で硬いライオンの 様な髪質の方には、お勧めです。しかし、向き不向きがあり細い柔らかい髪には、ボリュームが無くなり、ぺっちゃんこになっちゃいます。そこで、アムラと一緒に使うと髪の毛一本一本 強くコシを出す感じになりますし、地肌を養い強い髪の毛が生える働きもあります。結果ボリュームある柔らかい扱いやすい髪になります。 |
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